| 2006/10/14(土) 15:45 | イタリア |
| 名画をたずねてウフィッツィ美術館/フィレンツェ・イタリア |
ここでルネッサンスを代表する
画家・ボッティチェリの名画
「ヴィーナスの誕生」と「春(プリマべーラ)」
を見ることが出来る。
神話をテーマにした作品が多いボッティチェリだが、
特に代表作といわれるこの2作品。
同じ女神・ヴィーナスをモチーフに描かれている。

海の泡から誕生したヴィーナスが、
西風の神・ゼフュロスに吹かれて
波の上をゆっくりと運ばれている。
花の女神・フローラも花を撒きながら称えている。
季節の女神・ホーラがビーナスの衣装をはためかせて
迎えている光景。
優美で端整なヴィーナスの裸身。
これは「天上のヴィーナス」と呼ばれている。
物悲しげな表情は生まれた時に
世の儚さを憂いてのこと。
赤ん坊が生まれた時もそういえば泣くよな、とふと思った。

こちら「春(プリマベーラ)」に描かれている
ヴィーナスは「世俗のヴィーナス」と呼ばれ
衣装を身にまとっている。
左から、頭上の霧や雲を杖で払っているヘルメス、
三美神、ビーナス。右に春の女神・プリマベーラ、
先程も登場したフローラと、ゼフュロス。
目隠しをされたキューピッドが頭上でヘルメスを狙っている。
愛は盲目であることの象徴のようだ。
ここはビーナスの王国であり
かかれている草花は実際に
フィレンツェに自生している植物。
その写実性も見事。
ヴィーナスの誕生同様に、しなやかで端整なラインと
どこか憂いを秘めた女性たち。
キューピッドを頂点に三角形のような構図も
なんとなく心地が良い。
この「春(プリマベーラ)」は解読も諸説あり
かなり難解といわれている。
あなたならどう感じるだろうか。
ウフィッツィ美術館:
予約
TEL.055-294883
Firenze Musei
(フィレンツェ・ムゼイ)
8:30-18:30(月-金)
8:30-12:30(土)
入館料金:€ 6.5(特別展示がある時は+€ 3)
予約料金:€ 3
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