| 2006/01/26(木) 17:42 | 旅グルメ |
| ラクリマクリスティの伝説 |

「ラクリマクリスティ」(キリストの涙)というワイン。
その昔、神によって天国から追放された大天使サターンは、
追放される時、天国の土地を一部持ち去った。
その途中、サターンは盗んだ土地を落としてしまい、
その場所に出来たのが<ナポリ>の町。
しかし、町の人々は悪徳の限りを尽くします。
ナポリの悲惨な様子を天上から眺めていたキリストは、
あまりの悲しさに涙を流してしまう。
するとその涙が落ちたところから葡萄の樹が生えてきて、
素晴らしいワインが生まれたのでした。
ポンペイの遺跡で有名なベスビオ火山の麓で栽培・醸造。
ローマ皇帝たちが愛飲したワインとしても有名。
火山灰の土壌に由来する豊かなミネラル分も含み
しっかりしたタンニン力強さと、
爽やかで心地よい後味が長く続くエレガントで、個性的なワイン。
ポンペイの遺跡からも、かつて栽培されていたであろう、
ブドウの木が見つかり、壁に描かれたフレスコ画からも、
当時ワインを醸造していたことがわかる。
19世紀にナポリを訪れたゲーテは「ラクリマクリスティ」を飲み、
なぜキリストはドイツで涙を流してくれなかったのだろう、
と嘆いたというエピソードもあるほどのこのワイン。
今では、リーズナブルな値段で飲むことが出来るので、
ぜひ一度お試しを!
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