| 2005/12/24(土) 23:50 | ドイツ |
| ケルン大聖堂 |

ハンブルグからケルンへ一人旅で向かった時のこと。
ヨーロッパの列車の旅というのは
「世界の車窓から」を見ていてもいつも思うけど、
何度乗っても飽きない。
言葉に尽くしがたいほど、美しくて緩やかで、
心地よい音楽を聴いているかのような気分になる。
そんな景色を楽しみながら、
ケルン駅に近づくと、
目の前に突然ド〜ン!と現れるのが
この「ケルン大聖堂」だ。
あまりにも大きくて、とにかく
壮大、荘厳、圧巻。
いきなり現れたことも伴って、
とにかく声が出なかった。
この時の感動は一生忘れられない。
この巨大なゴシック様式の世界遺産が
今、世界遺産から外されようとしている。
周囲に高層ビルが乱立し始め、
ケルン大聖堂自身の景観が損なわれようとしているからだ。
2004年にユネスコ危機遺産に登録されている。
世界遺産に登録されるか外されるかというよりも、
この、あまりにも衝撃を与えた風貌が
何かに邪魔をされてしまうのは、心痛い。
高層ビルに埋もれてしまっては、
ステンドグラスの美しさも、半減どころか台無しだ。
訪れたことのない人が、大聖堂を見たとき、
私が受けた衝撃や感動に似たものを受けて欲しいし、
何かを感じて欲しい。
そしてそれは何世代にも渡って伝えて行けたら・・・と思う。
何とかこの偉大なる遺産を、守って欲しいところだ。
『ケルン大聖堂』
高さ157M・幅88M・奥行き144M・約7000
ゴシック様式の建築物としては世界最大。
1996年に世界遺産に登録。
1248年に着工され、
なんと、632年もの年月をかけて完成した。
内部はバイエルン王から寄贈されたステンドグラスなど
美しい芸術品も多く、外観に驚かされ、
中へ入っても目を奪うものが多い。
2つある尖塔の南塔は、長い階段が上へと続き
ケルン市外を眺めることもできる。
ちなみに、「オーデコロン」とはフランス語で
「ケルン(当時コロニアと呼ばれていた)の水」という意味。
イタリアの商人がここで芳香剤を発明したことによる。
オーデコロン発祥の地である。
毎日6:00-19:30開館
入場料:2ユーロ
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